ジョニーウォーカー ブラックラベル

「船乗りだった父が、いつも土産に買ってくるのがジョニ黒でした。当時は1万円もする高級品で、憧れのボトル。飲まずに飾っておく人も多かったようですが、父は水割りやハイボールで飲んでいました」

ジョニ黒のオールドボトルファンは多い。1950年代まではラベルに紋章が入り、60年代まではコルクキャップが採用、70年代からはスクリューキャップ、80年代に入るとキャップ上部が黒くなり、下のラベルに12年表記が加わる。古賀哲二さんがカウンターに差し出したのは、1970年代流通のもの。自身が飲むときはストレートだが、懐かしい気分になるという。

1910年、ジョニーウォーカー ブラックラベルとレッドラベルが発売された。文字を読める人が少なかったため、ラベルの色でその種類を認識できるよう、それまでの「オールド・ハイランドウイスキー」というブランド名を改称。1820年に創業したジョン・ウォーカー&サンズ社の3代目にあたるジョージとアレック兄弟の時で、2人はカードゥやモートラック蒸留所の買収に成功している。

その後、グリーン、ゴールド、ブルーといったラベルが誕生した。四角いボトルと斜め24度に傾いたラベル、ブランドマークであるストライディングマン(闊歩する紳士)、KEEP WALKING(歩み続ける)というスローガンは、ジョニーウォーカーの名を一躍有名にしたといえるだろう。

ジョニーウォーカーのキーモルトはスカイ島のタリスカー、スペイサイドのカードゥ、アイラ島のラガヴーリンなどで、スコットランドの様々な地域のフレーバーがブレンドされている。現在も、世界で一番売れているスコッチウイスキーとして多くの人に愛され続けている。

 

THE BAR CASK 古賀哲二氏
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